地図は現地ではない
コーチングとはどういうものか、コーチングを取り入れることでどのようによいことがあるか、そこから説明が始まっている。
紙面が限られる中で、コーチングって何だろう?という疑問にそれなりに答えてくれるし、専門用語や固有の表現の説明もある。
解説はちょっと堅苦しい気もするけれど、内容としっかりかみあった図解が非常にわかりやすく、整理されている。
著者はもっともっと書き込みたいことがあったんだろうな。章ごとにはさまれた村田伊吹のイラストが楽しくて気に入った。
視覚に訴える
勉強中です。
コーチングのセミナーに参加するのに、復習のつもりで読んでみたところ、セミナーに行ってみても、ああ、これは、あのことを言っているのだな、とすっーと染み込んできました。また、ここまでで終わりなのかあ、もう少し突っ込んでほしいなあ、と自分の求めているところも分かりました。。
以前、読んだときには読み流してしまった部分に、いくらかの知識がついてからだと、なるほど、と思えるような部分があるのだと分かりました。
コーチングとは、教えるのではなく、相手の自発的な行動を引き出し、考えさせること
「コーチングとは...」という問いにシンプルに答えたのが本書である。心構えや聞く姿勢といったものは、すぐにでも実践できるものばかりである。 個人的には、“クリエイティブ・リスニング”の項と“効果的な質問をつくるためのポイント”が役に立った。 コーチングの「相手の自発性を引き出す」という視点は、すべてのコミュニケーションに必要なことであり、肝に銘じたい。
2冊読んで丁度良い
ご存じの方もいると思いますが、 「コーチング・マネジメント」の図解版です。 内容は原書に沿って、それを図解する内容になっていて、 原書を読んだ人にとっては、先生の板書を見ているような感じ。 短時間で全体を復習できるという意味では良書と言えます。 初めてコーチングを学ぶ人にとっても、 ビジュアルに訴える同書は、入門としては最適な1冊だと思います。 薄い本だけに、コーチングの技術論の展開が多く、 「なぜ?」の部分が手薄に感じました。 もともと、コーチング本はどれもこれも、技術論に走るので、 説明不足(出来ない)が目につくのですが・・・ 同書の場合、原書と図解の2冊読んで丁度良いと感じました。 お金に余裕があれば、是非とも原書と併せて読んで下さい。 お金に余裕がなければ、原書を優先して読んで下さい。
感覚的に分かり易く直ぐにコーチングを実践したいと思わせてくれる本
見開き右ページにテーマとなるコーチング理論が簡潔に記載されており、左ページの図解でイメージとして感覚で理論がつかめるように工夫されている。 すべて読みきるのにそんなに時間は必要とせず、また読みきった時には、早速明日から実践してみよう・・・と思う。 全く上手い具合に、著者の目論見にはまり、「知ってしまった理論を実際に行動に移してやろう」と思わせる、というコーチングを自らも受けてしまっていた。
ディスカヴァー・トゥエンティワン
図解コーチングスキル コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる コーチングのプロが使っている質問力ノート 図解 コーチング流タイプ分けを知ってアプローチするとうまくいく こころの対話 25のルール (講談社プラスアルファ文庫)
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